「学校に入り込んでがっちりビジネス」サカワは黒板を製造。しかし少子化で学校の教室の数が減少したり、ホワイトボードが徐々に普及したりで黒板メーカの数は激減中。社長が引き継いだ時の2018年は約5億円とマズい状況だったが、今期4月決算は過去最高の売上で18億円だったという。サカワの秘密兵器は、黒板専用プロジェクター「ワイード」。黒板に映しているので直接黒板に文字などを書き込める。さらに、ガイド線機能があり、授業に合わせた線を1発で写すことが可能。特殊なレンズで黒板の上から投影しているため、先生が黒板の前に立っても影がほとんど出ない。今春からある都道府県の高校の全教室3300教室に導入したという。