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「まるみつ食品」 のテレビ露出情報

山形県西川町はかつて多くの商店が軒を連ねた通りに古沢さんが営む鮮魚店のまるみつ食品がある。古沢さんは62歳。その経営の形も大きく変わってきた。地元のお客がこなくなり、今や行商が中心になっているというが売上の9割以上が行商だという。夜明け前に古沢さんは車に乗って商品の仕入れに山形市の市場に週4日車を走らせる。山形市公設地方卸売市場にやってきた。新鮮な魚介類が並び、通い慣れた古沢さんはそこで値段交渉を始めた。高級な魚を買う人はほとんどいないという。そして古沢さんの経営を支えるのは妻の美子さん。行商のトラックは冷蔵の機能があるために燃料費の高騰が大きな痛手に。ゆっくり休む暇もなくお昼すぎには行商に向かい、この日向かったのは山間の小さな集落。近づくと、らじかせでお決まりの音楽を流し古沢さんが来た合図で買い物客がやってくる。家の玄関の前に車を停車させることもあり、歩いて来ることが難しいお年寄りのためだという。
古沢さんが巡るルートでは西川町の山間部と住宅街で州2日ずる営業している。住宅街でもお客は絶えず。行商を初めて43年。家に招かれることも少なくない。よく話になるのは今後のことで、古沢さんは行商がいかに必要かを地元民たちから聞いた。まるみつは創業100年以上で、当時から行商を行っていた。移動手段の乏しかった時代に鮮魚店の行商は生活の一部として繁盛した。今は高齢化で需要が高まっているが町内で行商をしている鮮魚店はまるみつのみに。今向き合っているのはお年寄りの暮らし。お年寄りからのお願い事も聞き食事だけでなく生活の一部をサポート。また移動中に感じるのは町の変化。過疎化を象徴するように空き家が点在し、西川町には空き家が170軒以上ありその対策に追われている。魚を買いに来た木村さんは地元の製材会社で工場長を務め二人の子どもを育てた。20年ほど前に妻が先立ち、今は一人で暮らしている。三食自炊するのが木村さんの日課だという。
木村さんの子どもは宮城県で暮らしていて家庭を持っているがその会う頻度は減っているという。高齢化率は全国で5番目に高い山形県の中で西川町は最も高い47%。一人暮らしのお年寄りも年々増えているという。また豪雪地でもあり、冬の暮らしは一層厳しさを増す。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年8月5日放送 3:55 - 4:50 フジテレビ
FNSドキュメンタリー大賞(オープニング)
山形県西川町にあるまるみつ食品では古沢さんは子どもが生まれた顧客のために刺身を盛り付けていた。しかしこうした機会は減ってきているという。1年に二人くらいだと答え、今の人はそうしたイベントをそもそもしないと答えた。西川町で2022年に生まれた子どもの数は10人。人口減少と高齢化が課題に。そんな町中を古沢さんが車を走らせ行商を行う。その中で見えてきたのは町の変化[…続きを読む]

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