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「まんが少年、空を飛ぶ」 のテレビ露出情報

終戦から明日で79年。加藤清史郎が特攻兵となり戦争によって未来を奪われた1人の少年の思いを取材した。1冊の本に描かれているのは戦時中の軍隊生活。射撃練習や飛行機の整備など隊内での日々が軽やかに描かれている。描いたのは漫画が得意だった1人の少年、山崎祐則さん。特攻隊で出撃し19歳で亡くなった。今も残る、祐則さんが中学時代に描いたという漫画。そこには風船で空を飛ぶ冒険物語が描かれていた。祐則さんの夢は空を飛ぶこと。16歳の時に海軍のパイロットを育てる予科練に志願した。祐則さんは入隊後も日々の様子を絵にしていた。祐則さんを変えたのは憧れの存在だった兄の戦死。隊内での日々の様子が書かれていた家族への手紙には、軍人としての覚悟が書かれるようになり、得意だったイラストは次第に減っていった。特攻隊に出る前、家族に宛てた手紙で、自ら操縦する飛行機で実家の上空を飛んだと伝えた。1945年3月21日特攻隊で出撃。入隊からわずか2年半後のことだった。漫画や手紙を通して祐則さんは戦争の悲惨さ、平和の尊さを後世に伝え続けている。

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