心臓マッサージの体験会は松江市南消防署が「救急の日」に合わせて開いたもので、きょう松江市にあるみつき保育園の園児30人あまりが参加した。園児らはまず心臓マッサージを体験。救急隊員から「両手でしっかり30回行うのが正しい方法」と教わると、心臓に見立てた模型を使い一生懸命行った。その後、救急車内を見学し酸素ボンベなどの医療機器について説明を受けた。園児らは「難しかった」「ちょっと柔らかそうだと思ったけどかたかった」などと感想を言った。南消防署・福島署長は「応急手当は大人がするもではあるが、小さい頃から慣れ親しむというところが大事だと考えており、そういった意識が芽生えればと思っている」と話す。