昨日、投開票が行われた第27回参議院議員選挙。野党が躍進するなか自民党本部の開票センターでは当選確実の候補に付けるバラはまばらだった。自民党は今日の5時時点で改選前の議席数52を14議席減らし38議席に。公明党も現時点で8議席に留まっている。自民党敗北の象徴だったのが32ある1人区。四国では全敗し、森山幹事長のお膝元の鹿児島県でも自民党候補が競り負けるなど1人区は14勝18敗という結果になった。国民民主党は東京選挙区で複数議席を奪取した。一方、自民党、公明党は1議席ずつ得たが武見敬三氏が落選した。大阪選挙区では日本維新の会が2議席、参政党が1議席を得たが、自民党の新人候補が落選した。比例代表候補でも蓮舫氏が返り咲きを果たした。参政党は改選前の1議席から午前5時時点で13議席へと伸ばし大躍進した。国会に単独で法案を提出できる10議席を上回った。めざましテレビが有権者51人に聞いたところ11人が参政党に投票したと回答、6人が20代だった。神谷代表は現時点で自民・公明との連立に否定的。国民民主党、立憲民主党も石破政権との連立を否定した。石破総裁は政権続投への意向を示唆した。