ナイツは時事ネタを織り込んだ漫才で人気となっている。塙宣之さんを特集した。塙さんは去年、漫才協会の会長に就任した。塙さんは漫才協会を自分の命のような組織などと話した。漫才協会にはざまざまな芸能事務所に所属する芸人が200人以上加盟している。拠点は浅草東洋館となっている。漫才協会は東洋館で月に20日ほど寄席をおこなっている。
塙さんに密着した。塙さんは月に5回ほど東洋館の舞台に立っている。ナイツは人気で出番にはおよそ200の客席全てが埋まる。しかしナイツが出演しない日には空席も目立ち集客力向上が課題となっている。塙さんが力を入れたのが人気芸人のスカウトだった。もう一取り組んでいるのが所属芸人の知名度アップだという。自身のYouTubeにはベテラン芸人が次々出演している。塙さんの改革が新しい客層を開拓している。内海桂子さんは塙さんの師匠で2020年に97歳で亡くなった。内海さんは漫才協会の名誉会長も務めた。塙さんは駆け出しのころ所属事務所の方針で漫才協会に入った。人生経験に裏打ちされた力に塙さんは圧倒されていった。塙さんは4年ほど前に弟子をとり師匠になった。塙さんはドキュメンタリー映画の監督も務めている。塙さんが生き方に感銘を受けている芸人が大空遊平だという。2024年の決意を聞くといろいろ改革していきたいなどと話した。塙さんが監督を務めるドキュメンタリー映画の公開は3月だと伝えた。