石川県能登町で行われている「あばれ祭」の様子を紹介。元日の地震から半年。祭りに込めた思いを取材した。祭りの前日の今週木曜日、神社を訪ねると地域の人たちが祭りに向け準備を進めていた。神社の鳥居は地震で倒壊したが竹を使った仮の鳥居が完成。ことしの「あばれ祭」のポスターには復興祈願という文字も。宇出津祭礼委員会・新谷俊英委員長は、仲間意識 団結できるようななにか力が出るんじゃないかと、復興のシンボルになればいいと話していた。ただ、祭りへの参加は簡単ではなかったという。町内会の1つで世話役を務める川崎智さんは、当初は祭りについて考える余裕すらなかった。地震の爪痕がまだ残る中、参加を見送った町内会も一部あった。そうした中、川崎さんの背中を後押ししたのは若者などからのことば。川崎さんは地域のために祭りは欠かせないと考えるようになった。町内会で何度も話し合いを繰り返し、祭りへの参加を決めた。今回の祭りは支援の輪も広がっている。人手が足りない町内会もボランティアの手をかりて参加した。町内会の若者頭・小路芳宏さんは、自分たちの祭り、他県の方の力を借りなければならないのかと、なんとか能登町を盛り上げたい気持ちできていただいているのですごく有り難いと話していた。
昨日のあばれ祭り初日。若者と一緒にキリコをかつぐ川崎さんの姿があった。復興願って乱舞するキリコ。能登町では今も尚、壊れた家屋がそのままになっているところがあって、なかなか復興が進まないことに更にしんどさを感じると話す人もいたと林田アナが伝えた。
昨日のあばれ祭り初日。若者と一緒にキリコをかつぐ川崎さんの姿があった。復興願って乱舞するキリコ。能登町では今も尚、壊れた家屋がそのままになっているところがあって、なかなか復興が進まないことに更にしんどさを感じると話す人もいたと林田アナが伝えた。