きょう行われたビールメーカーの発表会でビールが飲みづらいグラス「ゆっくりビアグラス」が発表された。中央にあるくびれによってビールが少しずつしか出てこないというグラス。開発の背景にあるのは厚生労働省がことし2月、飲酒に関するガイドラインを公表したことなどによる適正飲酒への関心の高まり。そんな中、このビールメーカーが今月行ったアンケートではお酒を飲み過ぎてしまう理由として「人と一緒に飲むと飲むペースが上がってしまう」など飲むスピードが挙げられた。そこで通常より3倍ほど飲み干すのに時間がかかるというグラスが開発された。記者から洗い方について質問されるとヤッホーブルーイングのプロモーション責任者は「試験管を洗うような細いスポンジで洗うのが一番洗いやすい」と話した。一つ一つ手作りのため限定10個をきょうから公式通販サイトで抽せん販売するほか、公式レストランなどでも期間限定で提供するという。