今回、人気のイルミネーションスポット2つを取材し、作り方と準備の様子を見せてもらった。まずは今月7日から始まった六本木ヒルズのクリスマスイルミネーション。青と白で統一されたけやき坂や、「66プラザ」ではカラフルなイルミネーションが楽しめる。どのようにデザインを決めているのか。実は実際の8分の1サイズの木を用意し、そこにライトをくくりつけてデザインを決めていた。その理由は、様々な角度から観ることができるため、どの角度でも見えるよう小さな木で実際にシミュレーションする必要があったため。他にも見せ方にこだわりが。木に対して格子状に巻くのがポイント。上からライトを垂らし、縦からも横からも巻くことで幹全体にライトが敷き詰められ、より煌めいて見えるという。一方、「よみうりランド」のイルミネーションは先月24日から始まった関東最大級の「ジュエルミネーション」。約650万球を使った輝く宝石をイメージしたもので、東京タワーなどの照明を手掛けた石井幹子さんがプロデュースしたもの。このイルミネーションはCGを使ってそれぞれの場所にデザインを施すことで決めている。実際のイルミネーションと照らし合わせて見ても、遊具の屋根の色やスライダーのライトの色まで再現度もかなり高め。次はイルミネーションの準備作業。点灯式1週間前の夜10時半、六本木のイルミネーション現場に行ってみると、光の強さや点灯・消灯のタイミングまで細かい調整を行っていた。
住所: 東京都稲城市矢野口4015-1
URL: http://www.yomiuriland.co.jp/
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