きょうの株価の見通しについてりそなアセットマネジメントの戸田氏に話を聞く。戸田氏の予想レンジは31000円~31400円。今後の注目ポイントは日本の業績相場とアメリカの逆金融相場。日本企業の業績は経済活動の活発化に加え円安やインフレ対応の価格転化もあり堅調。現在日本は金融緩和の局面が最終段階に入り堅調な業績を材料に株価が上昇する業績相場だと考えている。一方アメリカは相次ぐ利上げが株価の重しとなり9月以降は長期金利の上昇が株価を不安定化させていることなどからも逆金融相場と見ている。日米の金融政策や経済回復時期のズレによりその影響を受けているのがポイント。2021年にアメリカが利上げ局面に入って以来、日本株の変動要因は日本企業の業績要因とアメリカの金利要因の間で揺れ動く傾向がある。決算発表の集中時期に入るこれからしばらくは株価が底堅く推移してくることが期待できると思うなどと述べた。