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「アジアプレス・インターナショナル」 のテレビ露出情報

北朝鮮における食糧の不足量をみると、年平均で、2012~2016年には106万t、2017~2019年には126万t、2020~2022年には143万tとなっていて、増加傾向にある。北朝鮮で進められている農業改革の柱は4つ。1つ目は、農場の企業化。農場自らが生産計画を立てる自律的な経営に転換している。2つ目は、買い取りと流通の構造改革。政府以外にも企業などに個別販売ができるようになっている。3つ目は、インセンティブ制度の改善。ノルマ以上の生産分は、企業などに販売できるようにしている。4つ目は、政府による農家の統制強化。農家の主要な所得源だった個人の農作物の栽培が全面禁止になった。北朝鮮では、ほぼすべての住民を総動員して田植えを行っていたが、ことしは、農場が必要とする労働力を工場や企業が派遣するかたちとなり、1人1日約4.7円の賃金か食料を農場が支給することになった。一部の農場では、賃金を払う必要がなく、食事だけを与えればいい無職者や不良少年などを使い始めた。軍の部隊を動員する農場もあった。鈴木は、北朝鮮は、蜜月関係にあるロシアから小麦を輸入している、北朝鮮の国としての根源には、白いコメが社会主義だというスローガンがあるが、未だに白いコメが食べられない状況にある、試行錯誤をしているが、環境として農業に向いていないことなどから解決は難しいなどと話した。また、鈴木は、一時期、自由市場を認めていたが、秩序を保つことが難しかった、北朝鮮としては食糧を使って人民統制を目指しているが、統制すれば人々のやる気がなくなり、コメができないというジレンマに陥っているなどとし、ロシアとの関係が深い今、コメ食から小麦を中心とした食に変えようとキャンペーンをはる可能性があるなどと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月2日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルNEWSドリル
北朝鮮では、未だに厳しい食糧事情が続いている。それを解消するために、農業改革が進められている。

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