風力発電の巨大風車、17年間稼働してきたものを3基解体するという。劣化すると倒壊の危険もある風車今回は高さ57mのものを解体する。期間は3週間で行うという。今回現場を指揮するのは入社2年目の中島さん。今回は20人が集まった。皆気心知れた仲間なのだという。風車のプロペラは20m、中島さんはまず風車の中を登り、スリングと呼ばれる紐を縛り付け、風向きなどを考慮しつつ固定。複数人でパーツを外していく。ところが天候の変化を予想される雲があり、落雷の可能性もあると指示役から連絡が入る。高所作業である風車の解体工事では落雷の危険性があるという。一旦外した風車のパーツを再び取り付け、待避。これはスケジュールに遅れを生じさせてしまう。雲の様子を見て、なんとか今日中にプロペラを落としたいという中島さんは再チャレンジするという。巨大クレーンでコ゚ンドラを釣り上げ、プロペラにロープを通す。高所作業員の中村さんがフックでロープを固定、重心を確認しボルトを外していく。クレーンで荷重を合わせボルトを抜きやすくしていく。最後の1本を外し、プロペラ部分を外すことに成功。