各地で解禁を迎えるシラス漁に密着。中でも高値で取引されるのが静岡県用宗産の生シラス。通常より5割ほど高い価格で取引されることもある。シラス漁は本来、魚群を求めて四方八方へ散らばるが、現在は全ての船が同じ方向を向かう。プール操業とは共同で漁をして水揚げしたものを均等に分け合う制度。軽油が高騰し供給不足になっていることから、船主同士が相談して先週土曜の解禁から実施している。網を入れた船にもう1隻が横付けして二隻の船で網を引く二艘引きが用宗のシラス漁の特徴。シラスを素早く港に運ぶ運搬船と合わせて3隻で漁を行う。1艘引きと比べると3倍の燃料がかかるが、水揚げから最短15分で競りにかけることができるメリットがある。本来は沖まで出てシラスを探し回るが、この日は燃料を節約するため、沿岸近くで網をおろした。この日の水揚げ量は2トンとなった。漁港の食堂では「生しらす丼」が800円で味わえる。大草真深は「みずみずしくて甘いけど苦みが一切なくて美味しい。」などと話した。漁がある日は格安になるため大行列が出来る。
