日経平均株価など午前の終値を伝えた。和島さんは「いままでアメリカはトランプ関税に対してすごく神経質な動きだったが、すこし耐性ができてきたのと、為替が少し安定してきている。日経平均で言うといままで38,000円~40,000円というボックス圏を2月から下抜けばというかたちだったが、ボックスの下限まで戻ってきたという展開。一方で東証株価指数は去年12月30日以来の高値をさらに抜けて去年7月ごろの高値まで。物色の中身はハイテク株から商社や防衛など、流動性が高くて 時価総額が大きい銘柄がこのところ買われているということ。投資家心理からすると日経平均よりも中身の方がより強含むような印象がある」などと話した。現在、全体の7割以上が値上がりとなっている。国内の長期金利はやや上昇し、銀行株も引き続き小高い状況。個別株では三菱商事など商社株が買い続いている。和島さんは「バークシャー・ハサウェイが買い増したことが手がかりとなったが、三菱商事の場合は去年5月が高値。今回はバークシャーの買いがむしろ商社株の見直し買いにつながったような感触でもある。きょうは三菱商事以外も商いが伴い、引き続き上昇となっている。エヌビディアの開発者会議で次世代のチップの発表などがあったが、極端に目新しいものがなかった、エヌビディアの株価も軟調だったため、アドバンテストをはじめとする半導体関連はいずれも冴えない展開となった」などと話した。
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