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「アフガン・アルファベット」 のテレビ露出情報

先月から日本で公開されているドキュメンタリー映画「苦悩のリスト」。2021年8月アフガニスタンから脱出をはかる人達の混乱を描いたこの映画。イスラム主義勢力タリバンの復権が迫る中市民を救出するため英国で奮闘する映画監督モフセン・マフマルバフさんの日々を追っている。この度映画の公開にあわせて来日しその思いを語った。監督が強く訴えたのはアフガニスタンが忘れ去られることへの危機感だった。監督の元にアフガニスタンの映画関係者や俳優、詩人といった芸術家たちからの救出を求めるメッセージが届いた。伝を頼って現地フランス大使館に直接救出依頼した。依頼が後を絶たず迫られたのは優先的に救出する「リスト」の作成だった。映画は娘のハナさんが撮影、救出する人を選ぶという苦悩を描いている。映画の終盤映し出されるのは“命の選別”に直面する監督の葛藤。アフガニスタンを立つフランス軍の最終便に乗せる20人を選別しなければならなかった。苦悩のリストにより国外に退避できたのは約400人、未だ多くの芸術家たちがアフガニスタンに残されている。そのうち7人が殺害、20人が投獄されたという。国外に退避できた芸術家でも安住の地を得られていない現実があるという。今監督はイギリス政府に対して、アフガニスタン人に特別なビザを発行し移住を認めるよう働きかけている。監督は、映画で声なき者たちを描き伝え続けることで人々が行動を起こし社会が変化していく可能性を信じている。

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