スノボード男子ハーフパイプ会場(イタリア・リビーニョ)。オリンピック2連覇を狙う平野歩夢は迎えた決勝で新技を決めるも結果は7位。連覇の夢は叶わなかった。大会直前に骨盤などを骨折、膝の感覚がないまま競技に臨んでいた。なぜ諦めることなく挑めたのか。口にしたのは「進化」という言葉。北海道札幌市で原点を知る親交のある工藤洸平さんに話を聞く。兄の影響で4歳からスノーボードを始めた。初めてのオリンピック挑戦は15歳で出場したソチ五輪で、銀メダルを獲得した。その上を目指した2018年の平昌五輪ではショーン・ホワイトに阻まれ銀。さらなる進化を目指し、スケートボードでもオリンピックに挑戦。前回大会の北京五輪でこの競技で日本人初の金メダルを獲得。今大会の直前、着地に失敗し、骨盤を骨折するなどの大けがをし、緊急帰国する事態に。今大会の決勝1回目に新技のダブルコーク1620に挑戦したが、着地に失敗。2回目に再び挑戦し、新技をオリンピックで初めて成功させた。競技が終わり、チームでの記念撮影では晴れやかな表情の平野歩夢の姿。
