予算委員会は国の予算を最終的に決めることにつながる非常に重要な委員会で、テレビ中継などもされ質問する議員にとっては名誉、緊迫した質疑応答がなされるのが特徴。衆議院には17の常任委員会があり、内閣が提出した予算案を審議するのは予算委員会。参議院にも同じような委員会がある。議員50人で構成されていて委員会としては最大。基本的質疑などは慣例で首相と全閣僚が出席、委員会ではほぼ唯一テレビ中継がされ、議員にとっては有権者に仕事姿を見せられ、地元の有権者にとっても関心が高い面があり「花形」と呼ばれるようになった。また、白鳥教授によると「さまざまなトピックについて幅広く議論するのが予算委員会、答弁のひと言が場合によっては命取りになる。慎重に答弁を組み立てていった」とのこと。話し合われる内容は多岐にわたり、岸田政権では裏金問題など、安倍政権では森本・加計学園問題など、与党の疑惑について厳しく追求されるような場でもある。予算以外のことを審議するのは、予算は政府のあらゆることに関係するので幅広いテーマについて議論され、一問一答方式なので特に緊迫した質疑応答が繰り返されるので論戦が激しいことも多い。白鳥教授は高市首相も幅広く質問に対応できるよう午前3時から対応を練ったかとしている。
URL: http://www.aflo.com/
