日本時間のあす未明、開会式が行われるミラノ・コルティナパラリンピック。IPC(国際パラリンピック委員会)はウクライナなど一部の国が開会式に参加しないことを明らかにした。理由はIPCがロシア、ベラルーシについて国の代表として出場を認めたことに反発したため。ウクライナのビドニー青年スポーツ相はSNSで痛烈に批判。IPCは先月、ロシア選手6人とベラルーシ選手4人に国の代表としての出場を認めた。この決定によってパラリンピックでは両国の国旗と国歌の使用が可能になった。一方で、先月行われたミラノ・コルティナ五輪ではロシア・ベラルーシの選手は「中立な立場の個人資格の選手」での参加だった。2022年2月に始まったウクライナ侵攻。IPCによると、ウクライナ、フィンランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、チェコ、オランダの8カ国が開会式の不参加を表明している。イタリア政府もIPCに対して決定を考え直すよう求める声明を発表。一方、IPCのパーソンズ会長は去年9月のIPC総会でロシアとベラルーシの資格停止処分解除の決定はされたと反論。元JOC参事・五輪アナリストの春日良一氏はパラリンピックの起源が第2次世界大戦で負傷した障害を受けた人たちのリハビリテーションのために大会を開いたことにあるという。東洋大学・竹村瑞穂准教授は「より大きな分断が生み出されかねない」としている。
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