日本はキャプテン姫野選手がコンディション不良で欠場し、流選手がゲームキャプテンを務めた。日本時間の午後8時日本は前半2分過ぎにリーチマイケル選手が相手をタックルで抑え前半の6分でチリが先制トライ。ラグビーではトライ5点とコンバージョンキック2点の7点をチリが先制。日本も反撃し次のトライから2分後、ワールドカップ初出場のファカタヴァ選手がディフェンス陣の隙を見逃さずトライした。キックの名手松田力也選手は冷静に決め日本は7対7の同点になり僅か2分で追いついていた。相手からタックルを受けながらも日本は前半30分に執念を見せナイカブラ選手の突破でトライし、7点のリードを奪った日本はこの後も攻撃の手を緩めなかった。前半終了間際でファカタヴァ選手が2つ目のトライをし、14点のリードを奪い試合を優位に進め前半を終えた。後半を開始して8分でチリにトライを奪われ9点差となり、後半13分でリーチマイケル選手が中央突破からトライしリードを広げた。日本はリードし残り15分でチリがペナルティーし、日本はキックを選択し3点の通過点も狙う事が出来たが5点が入るトライに繋げようとスクラムを選択。スクラムを起点にパスを受けた中村選手がトライし残り2分を切り日本ボールのスクラムで21歳のワーナー・ディアンズ選手のトライが認められ日本は5点追加。40対12となりトライを決めたディアンズ選手はハートのポーズをしていた。松田選手はコンバージョンキックを全て決め日本は6つのトライを決めチリに快勝し、大切な初戦を白星で飾ったという。