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「アマミトゲネズミ」 のテレビ露出情報

奄美群島国立公園管理事務所の安倍愼太郎さんがマングース根絶について解説。国立公園保護管理企画官の阿部さんは1988年から奄美大島のマングース根絶に心血を注いできた。フィリマングースは中東から東南アジアに分布している肉食獣で1910年、沖縄にハブ対策として持ち込まれた。最初は那覇近郊に放たれたマングースは1979年ごろ奄美大島にも放たれた。マングースが放たれて以降、奄美大島ではアマミノクロウサギ、ケナガネズミなど多くの希少種が姿を消していった。また、養鶏などへの被害も報告され、地元自治体はマングースの捕獲に乗り出した。生け捕り式のかご罠を使い1993年から毎年1000~1500頭程度が捕獲。2000年には環境省も捕獲に乗り出し22名の罠免許所持者だけで最多となる3884頭の捕獲に成功した。わなによる捕獲は順調かに見えたが、民家などから離れた森林内はほぼ手つかずだったためマングースの分布は拡大。こうした状況から、2002年に塩ビパオプ製の捕殺式筒罠の導入検討が開始。2005年に外来生物法が施行されマングースが特定外来生物に指定されたことを踏まえて環境省がマングース対策のためのプロ集団「奄美マングースバスターズ」を結成した。2008年にはニュージーランドから探索犬を3頭導入。次々に打たれた対策の効果で2000年には3884頭だった捕獲数は2018年に1頭まで減少、これを最後にマングースの姿は確認されなくなった。その後も捕殺式筒罠と自動撮影カメラなどでのモニタリングを6年間継続し2024年に根絶宣言が発表された。阿部さんは「マングースは連れてこられた土地でなんとか生き延びようとしていただけです。すべては私達人間の安易な行動の結果であるということを肝に銘じなければいけませんしそのような過ちを繰り返してはいけません」と語った。奄美マングースバスターズのメンバーは毎年奄美野生生物保護センター内に設置された碑に線香を手向け駆除されたマングースを供養している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月23日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース鹿児島局 昼のニュース
鹿児島市の平川動物公園で絶滅危惧種に指定されているアマミトゲネズミの繁殖に成功し、5匹の赤ちゃんが誕生した。アマミトゲネズミは奄美大島だけに生息する夜行性のネズミで、体長約10cm、体重約120gの夜行性のネズミで、毛が硬く高くジャンプして外敵から逃げて身を守るのが特徴。平川動物公園によると、今年4月26日に1匹の母親の出産を確認していたが、その後オス3匹と[…続きを読む]

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