富山市の工事現場に出来た水たまりにはゆったりと泳ぐアリゲーターガーらしき魚の姿が確認されていた。アリゲーターガーは、ガー目ガー科に分類されるいわゆる古代魚。日本では特定外来生物に指定されていて、現在、飼育や販売は原則禁止となっている。昨夜建設業者によって大部分が埋められ、アリゲーターガーらしき魚は小さな水たまりに追い込まれる形に。きょう午後2時ごろ近くの水族館の職員によって捕獲された。もう1匹、アミア・カルヴァという北米原産の外来種がいた。かすみがうら市水族館・小林館長は「古代魚で、十中八九飼育されてた方がいて、もう飼育継続が難しくなって捨てちゃった」と話す。アミア・カルヴァは特定外来生物ではなく、今でもペットとして飼われることが多い。捕獲したアリゲーターガーは殺処分され、アミアカルヴァは水族館に引き取られたという。