日本時間午前8時半頃、大谷翔平選手が2年ぶりにMVP獲得。記者30人全員が1位に投票し、史上初2度目の満票受賞となった。大谷選手は「個人的にこうやって獲れて特別なことだなと思います。しっかり来シーズンまでに間に合わせてプレイしたいなと思います」と語った。今シーズンも二刀流で歴史的な活躍を見せ投手として10勝、打者としては44HRで日本人初ホームラン王に輝いた。同じくメジャーで活躍するヌートバー選手はSNSで「ショウヘイ!おめでとう、本当にふさわしいよ。紛れもなく君がア・リーグのMVPだと思っていた。僕もとても嬉しい」等と祝福。MVPの偉業にアメリカでは早くもグッズが登場。大谷選手の出身地の岩手・奥州市では歴史的瞬間に市民たちの喜びが爆発。更には各地で快挙を伝える号外を配布。MVP発表後すぐにどう紙面を完成させるのか岩手日報社で舞台裏に密着。MVP発表直前にあらかた紙面を作り上げていた。構成を任されているのは編集局の工藤記者。なかなかMVPが発表されずソワソワ。そして大谷選手の満票での受賞が分かり見出し作りに試行錯誤。結局選んだのは「史上初2度目満票」。工藤記者は「号外を手に取った方と一緒に喜びを分かち合いたいなと思っています」と話した。