元台風10号の大気は関東地方に広がっており、そこに北から順番に秋雨前線がおりてきている。そのため、線上に活発な雨雲がかかっているという。この後はゲリラ雷雨に注意が必要。きのうの夜に発生した台風11号はフィリピンのすぐ近くにいる。この後、西寄りになって日本からは離れていくと予想されている。冬にかけてラニーニャ現象が発生する可能性がある。太平洋で東側から吹く風が強まった時、温かい表面の海水がフィリピン側に流れていく。そうすると、温かい海水が集まった所で雲ができやすくなり、これが渦を巻くと台風になる。今後も台風が発生しやすい状況が続くという。アメリカ海洋大気庁の予測では今週金曜日、小笠原諸島に台風らしきものが現れるという。北上していき、今週末に関東の近くで不明瞭になる予想。また、南にも発達した渦が近づき、台風になる可能性がある。さらに13日の金曜日にも南から渦が近づく。台風は9月の方が上陸しやすいというデータもあるという。
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