エルニーニョ現象は南米・ペルー沖の赤道付近の海面水温が平年より高くなる現象で、世界各地で熱波や干ばつといった異常気象を引き起こすことが知られている。NOAAが13日に発表した最新の分析結果によると、エルニーニョ現象は過去1か月で強まり、赤道付近の太平洋の東側では海面の水温が過去の平均より2度高くなっているほか、水深の深い場所では10度ほど高くなっている場所もあることなどから、この秋から冬にかけて歴史的な水準になる可能性があるとしている。特に、10月から12月にかけては、1950年以降の記録の中で最も強くなる確率が69%に上るという。日本への影響について、異常気象に詳しいオクラホマ大学のジェイソン・ファルタード准教授はNHKの取材に対し、「台風が発生する頻度が高まるとともに、海水温が高いため例年より強い台風になるおそれがある。また、冬は全国で例年より暖かくなる可能性が高い」と指摘している。
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