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「アメリカ芸術科学アカデミー」 のテレビ露出情報

慶應義塾大学の渡辺靖教授がアメリカ芸術科学アカデミーの国際名誉会員に選出され、その式典に出席するために母校のハーバード大学を訪れた。渡辺教授がハーバード大在学中によく訪れたサウスボストンは港湾労働者たちの街から若い子育て世代の街へと変貌していた。米政治の混乱は若者にも影響を及ぼし、ある人は「予算が足りない。給料がもらえなくて困っている」などと話した。低所得者層が住む地域は治安が改善されているように見えたが、盗難の恐れがあるため「この住所に物を配達しないで」などと書かれた貼り紙もあった。渡辺教授はサウスボストンについて米社会の縮図だとし、「製造業の衰退に伴って民主党員がトランプ支持者となった。それを20年ぐらい先取りして似たような現象が起きている」などと話した。その一方で渡辺教授は変わらないアメリカの底力として知識層のエネルギーを感じたといい、「トランプ政権の保守反動の勢いに屈しないリベラルの底力を感じた。その力は見失わないようにした方が良い」などと話した。その上で今後の研究者としての自身の使命について「保守的な見方はフェアに扱っていかなければならない。一方で米社会が民主主義から権威主義に移って質的に劣化しているのであればそれを分析するだけでいいのかという問題は出てくる。内側から社会を分析しマクロの国際関係のトレンドとうまく接合しながらアメリカを見ていきたい」などと話した。

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