きょうの日経平均株価は大幅な下落。4日続落で下げ幅は一時500円に迫った。景況感指数を受けてアメリカの長期金利がさらに上昇。きょうの東京市場でも資源関連のほか、輸出関連株中心に売られている。日経平均先物は3万1360円で、TOPIXも4日続落している。週明け2日のアメリカの景気指数について、9月ISM製造業景況感指数は49.0で8月を上回った。8月建設支出は前月比プラス0.5%。9月製造業PMI改定値は49.8。長期金利は一時4.7%と16年ぶりの高水準となった。NYダウは74ドル安と4カ月ぶりの安値、ナスダックは88ポイント高。9月日銀短観が予想以上だったことと、つなぎ予算案の可決の買い戻しと相まって、日経平均株価は一時543円高と急騰した。相場の格言として「2日新甫は荒れる」というものがあり、この格言通りの展開となっている。また「政策売り無し」との格言もある。アメリカ株先物は小動きまちまちとなっている。東証マザーズ指数はことし1月の安値を下回っている。