14日にアメリカで消費者物価指数が発表される。15日には小売売上高が発表される。先月のCPIが市場予想よりも弱く、その前週に発表された雇用統計も弱かったため一気に景気後退の警戒感が高まった。今週発表のCPIの予想として西原さんは「前月落ち込んだ部分を取り戻すような緩やかなインフレが見込まれているような形となっている。先月のように弱かったりすると景気後退懸念に繋がりますし、強すぎればインフレと景気後退がともに起こる懸念が出てくる。どちらにしても株価は下落する圧力を受けると思う。」などと話した。小売売上とウォルマートの決算では個人消費の減速が予想されている。この減速がマイルドに留まれば株式市場としては安心感を取り戻して上昇する。大きく下回れば下落圧力がかかる可能性がある。