きのう、アメリカの新しい駐日大使ジョージ・グラス氏と石破総理が面会。会談後、日米の関税交渉について、グラス氏は、合意に至ると楽観的に見ているとした。トランプ大統領が交渉の場に乗り出したことが合意に前のめりな証拠だという。来週に予定されている赤沢経済再生担当大臣とベッセント財務長官らとの2度目の協議。日本側の交渉カードとして、政府内で浮上しているのが、アメリカ産のコメの輸入拡大。現在、日本は、国際協定で決められた量を輸入している。毎年77万トンほどを無関税で輸入し、枠を超える輸入には1kgあたり341円の関税を課している。77万トンの範囲内で、アメリカ向け枠を設定する案が出ている。数量は6万トン前後が軸になるとみられるという。