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「アラモゴード(アメリカ)」 のテレビ露出情報

「時をかけるテレビ 今こそ見たい!この1本」が今日放送となる。この番組は池上彰が過去の番組を振り返る物となっているが、きょうの放送は「世界の科学者は予見する 核戦争後の地球」を長崎出身のさだまさしとともに見ていき、原爆の恐ろしさについて伝えていく。初の核兵器が爆発したのは1945年のことであり、アメリカ・アラモゴードで爆発することとなった。その後も戦後の1955年にはキュー作戦ではアメリカ式住宅を作って実験を行う様子が見られ、住宅とマネキンが吹き飛ばされてしまう様子が見られた。演習であることから兵士たちもキノコ雲に向かって進む様子が見られ、兵士たちも研究の対象となった。1メガトンという威力があり、これは広島の原爆の80倍の規模となっている。もしこの核兵器が東京で落とされてしまえば5000度の熱線が10秒・12秒後に衝撃波が襲い、超高層ビルのガラスが粉々になって流れてしまうとみられる。東京タワーが爆心地となればここから2km以内にいる人は即死と見られ、爆心から5kmの範囲の人も助からないものと見られる。政治経済の中枢が壊滅してしまうものと見られる。この番組が放送された当時は米ソ冷戦の最中となっていて、冷戦が終わった今も各地に核兵器があるなど核の脅威は終わっていない。
核爆弾が爆発すれば放射能の影響だけでなく、大規模火災の煙で日光が遮られて気温が下がることも予想される。米ソの科学者が別々の方法で研究を行ったものの、ここではシベリアはマイナス50度・ラテンアメリカはマイナス22度などと発表する様子が見られた。科学者たちはニュークリア・ウィンターと核による影響を懸念し、海が冷えると風が弱まり岸辺の海も凍りつくことが予想されるという。さださんは被爆してしまったおばは原発がんから67歳で亡くなってしまったが、日本が先に原爆を作っていれば他の街の誰かが同じ目に遭っていたとよく話していたと振り返り、覚えることとおかしいと疑問を持ち続けることが大切ではないかと振り返った。
番組ナビゲーターを務める池上彰からメッセージ。過去に放送された膨大な放送番組の中から今こそ見たい1本を選び視聴してもらう番組となっている。この番組を見る現代的な意味を考えていくとのこと。番組では副音声で池上彰×さだまさしトーク、番組をじっくり見たい方は主音声で楽しめる。「時をかけるテレビ」はNHK総合できょう夜10時30分から放送。

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