横浜・八景島シーパラダイスからの中継。今夏、3頭のバンドウイルカの赤ちゃんが誕生し、プールでは現在、3組の親子が泳いでいるのが見られる。3組の親子が同じプールで泳いでいる様子を見られるのは、八景島シーパラダイスでは初めてで、国内でも珍しい。バンドウイルカは、親子が寄り添って泳ぐ。外敵から身を守る意味と、母親が泳いで波を作り、赤ちゃんが泳ぎやすくなるという意味がある。1頭は育児経験があり、赤ちゃんに泳ぎ方を教えるのが上手だが、他の2頭の母親は、子育てが初めてで、ゆっくり泳げず、奮闘しているという。イルカの授乳は、1時間に2回ほどの頻度で、1回3~10秒ほどだという。生後3か月で、生まれたときから3倍ほどの大きさになり、60キロ近い赤ちゃんもいる。胸鰭をこすり合わせる「ラビング」は信頼の証で、親子がラビングする様子も見られる。母親の真似をして、赤ちゃんがジャンプをすることもある。ジャンプは、体についた寄生虫やあかを落とすために行うという。