舞台は石川県輪島市、復興への歩みを続ける港町。この町で5年ぶりに誕生した新人海女・加川杏奈さん。夫の久寿さんの元で漁の仕事を一から学んでいる。初めて海に出たのは去年の夏、地震で中断していた海女漁が再開された時だった。長い時には3時間休みなく漁が続く。杏奈さんが海女になったきっかけは久寿さんと結婚する直前に起きた能登半島地震。当時働いていた美容室も被災した。家も仕事も失い仮設住宅で始まった新婚生活、さらにその年豪雨が町を襲った。先の見えない生活が続く中久寿さんに薦められて始めたのが海女の仕事だった。
地震の後4000人以上が町を離れた輪島、港では今も復旧工事が続き仮の設備で漁が行われている。海女の数は最盛期の半分以下120人ほど、杏奈さんは期待の新人。2年目の夏を迎えた杏奈さんはある決意を胸に漁に臨もうとしていた。400年以上受け継がれてきた輪島の海女漁、アワビを捕ることが一人前の証とされてきた。向かったのは舳倉島、アワビが多く生息する豊かな漁場。漁が休みの日、母と2人で魚を売り歩いた。一人前の海女になるために先輩たちを見て学ぶ、目指したのは息が長く続く泳ぎ。
8月、今年の海女漁が始まって1か月。先輩たちは毎日のようにアワビを捕り続けていた。この頃杏奈さんは思わぬ壁にぶつかっていた。浅い場所のアワビがほとんど捕られてしまいより深く潜らないと発見できなくなっていた。漁も終盤に差し掛かった8月上旬、この日も舳倉島で勝負する。海藻をかき分け岩陰を丹念に観察する、初めてアワビをとることができた。その後も潜り続けこの日は2つのアワビをつかみ取った。大漁を祈願する夏祭りが3年ぶりに復活した。
地震の後4000人以上が町を離れた輪島、港では今も復旧工事が続き仮の設備で漁が行われている。海女の数は最盛期の半分以下120人ほど、杏奈さんは期待の新人。2年目の夏を迎えた杏奈さんはある決意を胸に漁に臨もうとしていた。400年以上受け継がれてきた輪島の海女漁、アワビを捕ることが一人前の証とされてきた。向かったのは舳倉島、アワビが多く生息する豊かな漁場。漁が休みの日、母と2人で魚を売り歩いた。一人前の海女になるために先輩たちを見て学ぶ、目指したのは息が長く続く泳ぎ。
8月、今年の海女漁が始まって1か月。先輩たちは毎日のようにアワビを捕り続けていた。この頃杏奈さんは思わぬ壁にぶつかっていた。浅い場所のアワビがほとんど捕られてしまいより深く潜らないと発見できなくなっていた。漁も終盤に差し掛かった8月上旬、この日も舳倉島で勝負する。海藻をかき分け岩陰を丹念に観察する、初めてアワビをとることができた。その後も潜り続けこの日は2つのアワビをつかみ取った。大漁を祈願する夏祭りが3年ぶりに復活した。
