2つの生成AIに、職業やシチュエーションに応じたイラストの生成を指示すると、警察官のイラストは男性、看護師や料理をする人のイラストは女性だった。性別などによる無意識の思い込みが「アンコンシャスバイアス」がAIにも潜んでいるとも取れる結果となった。若者たちが進路や職業選択をAIに相談する時代に、教育はどう向きあうのか。早稲田大学の授業では、教員を目指す学生たちが、生成AIにどんなバイアスが潜んでいるか調べたり、それを子どもたちにどう教えるかを学んでいた。授業を行った田中博之教授は、学校と家庭それぞれでの教育が必要だと指摘し、「職業選択がバイアスによって狭められる一番の被害者は子どもたち。それを開いてあげなけれればならない。『ちょっと見て、ちょっと来て、これどう思う?』という(家庭での)会話を、AIから出てきたバイアスを見つける体験をすぐにやってほしい」と語っていた。
