山形県では、収穫の最盛期を迎えているさくらんぼに異変が起きているそう。一体何が起きているのだろうか。山形県寒河江市のさくらんぼ農園から中継。この時期はべにしゅうほうという品種が最盛期を迎えている。ただ、ことしは見慣れない実がなっている。2つの実がくっついている双子果。どうしてこの双子果が生まれてしまうのか。原因としては去年の夏の猛暑が影響していると考えられている。この双子果、通常のさくらんぼとしては出荷できないので出荷量が減少する。すると取り引き価格が上昇し、ことしは1キロ当たりおよそ3000円と、去年と比べると2割余り高くなっている。価格は上昇しているのだが、それ以上に出荷量が減少しているので農家の皆さんは苦しい状況に置かれている。農園でさくらんぼを育てている農業法人アンスリーファームの板垣先人さんに話を聞く。