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「アントニ・ファン・レーウェンフック」 のテレビ露出情報

ヨーグルトや納豆から腸内環境を整える「腸活」、「菌活」が大ブームとなっている。今回は、腸活のカギとなる「腸内細菌」について深掘りする。近年、腸内細菌の驚くべき能力が解明されてきている。腸内細菌が脳を操っているかもしれない。また、腸内細菌は医療やスポーツ分野(持久力アップなど)などでも活躍している。
細菌は約300年前、オランダの科学者アントニ・ファン・レーウェンフックによって発見された。フランスの科学者ルイ・パスツールは、細菌が糖を分解して乳酸を生成しているのを発見したことから、細菌と発酵の関係を解明した。1900年代、ロシア人微生物学者のイリヤ・イリイチ・メチニコフがブルガリア人の長寿の謎に迫る過程でヨーグルトが関係している可能性を考えたことなどから腸内細菌の研究がスタートした。その後、腸内には乳酸菌やビフィズス菌など様々な細菌がいることが分かってきた。「脳腸相関」という言葉がある。腸は脳との繋がりが深く、ホルモンや神経系、免疫系の情報交換を行っている。緊張してお腹が痛くなるなども腸内細菌による。九州大学の須藤信行教授はビフィズス菌にはストレスを防ぐ効果があることなどを世界で初めて明らかにした。腸内細菌は脳のホルモンの分泌を誘発させることから、幸福感などにも影響している。食欲や食べ物の好みにも影響しているという研究もある。さらに、腸内細菌は感情を操るという研究もある。感情を抑えるなど脳が成熟していくためには、ある程度の腸内細菌が必要。腸内細菌のバランスが崩れると、体調不良や病気の原因となる。潰瘍性大腸炎やパーキンソン病の患者は腸内細菌の多様性が失われている。そのため、患者に健康な腸内細菌を投与する便移植療法などが注目されている。腸内細菌の多様性を守るカギには、プロバイオティクスを増やす(ビフィズス菌や乳酸菌などを体内に取り入れ、腸内環境を整える細菌を増やす)ことや、プレバイオティクスをとる(食物繊維を摂取することで細菌を活性化させ、体に良い物質を作らせる)ことなどがある。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年10月6日放送 23:15 - 23:30 NHK総合
漫画家イエナガの複雑社会を超定義(漫画家イエナガの複雑社会を超定義)
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