米国国務省は、ブリンケン国務長官の中国訪問を発表。ブリンケン長官は24日〜26日の日程で中国・上海と北京を訪問し、王毅外相らと会談する。会談では、中東情勢やロシアによるウクライナ侵攻、中国が威圧的行動を続ける台湾や南シナ海の問題などを協議することにしている。ブリンケン長官は中国が半導体など軍事転用可能な物資をロシアに輸出しないよう求める方針。また台湾で来月、頼清徳氏が総統に就任するのを前に、台湾海峡の平和と安定を維持し、挑発行為を行わないよう伝えることにしている。ブリンケン長官の中国訪問は、去年6月以来となる。