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「アントファガスタ(チリ)」 のテレビ露出情報

リチウムトライアングルと呼ばれ世界の埋蔵量約6割が集中。リチウム争奪戦の陰で環境に変化が起きている国もある。チリ・アタカマ砂漠は地球上で最も乾燥した場所でリチウム生産プラントの取材が許された。アタカマ砂漠の塩湖から汲み上げた大量の地下水を1年賭けて蒸発させると色が変化する。リチウムの濃度が約6%になると港近くの精製工場へ運ばれる。袋詰され世界各国へ輸出され7割以上の行き先が中国だという。ただ周辺の環境に異変がある。塩湖周辺の村には8000年以上前から先住民「アタカメーニョ族」が生活している。塩湖の地下水とアンデス山脈の雪止め水が湧き出ていたが範囲が狭まり、2028年に完全に干上がると予測されている。フラミンゴは大地に水が存在する証しとなる神聖な鳥で10年前は500羽以上生息していたが今では30羽ほどに減少している。さらに先住民の生活を支えてきた動物にも影響がある。アタカメーニョ族が放牧するリャマ。毛で作ったマフラーやセーターが貴重な収入源となる。エサとなる植物の育ちが悪く放牧できる数が減り生活が脅かされている。地元で塩湖の環境を20年以上研究してきた専門家は「今のまま大量のリチウムを生産するのは限界がある」などと述べた。日本の資源会社ではリチウムイオン電池に開かせないニッケルをフィリピンで生産している。最重要なのは地元との対話。事業を行う場合は拠点周辺で緑化活動も合わせて実施することにしている。需要が高まる資源をめぐっては地元環境と共存するための道筋が複雑になる傾向があるという。アタカメーニョ族はチリ政府に対しリチウム生産に使う塩湖の水の量を規制するよう申し入れした。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年9月23日放送 8:00 - 9:25 日本テレビ
ウェークアップ(ニュース)
鈴木福は「生活や環境に長期的にみて良いとされていてもSDGsのテーマである誰一人取り残さないを忘れないでやってほしい」などと述べた。

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