マダガスカルは世界で最も貧しい国の1つと言われている。アンドラノンダンボの採掘場ではマイカと呼ばれる鉱物が採掘できる。マイカは化粧品の成分に欠かすことができない他スマホの画面や自動車の塗装にも使われていて先進国へ輸出されている。採掘場で目立つのは子どもたちの姿。命を落とすことが珍しくない現場に子どもたちが駆り出されている。気候変動の影響で農業が衰退し家族総出でマイカを採掘することだけが生き延びる手段だという。こうした事態に世界では企業が原料を仕入れる際人権侵害に関わったものを排除しようという動きが進んでいる。LUSHもその1つ。LUSHは独自開発の合成マイカを使用し供給網から児童労働を排除した。ルドルフさんは「私達はみな自分の選択とその影響を考える責任があります」などと話した。