おとといパリ五輪で2つのメダルを獲得した早田ひなが帰国。帰国後に行った会見の「ある発言」が話題に。1カ月ぶりの帰国でやりたいことを聞かれ「行きたいところはアンパンマンミュージアムにポーチを作りに行きたいことと、鹿児島の特攻資料館に行きたい」。予想外の発言に隣にいた卓球・平野美宇も驚きの表情を見せた。早田ひなは福岡・北九州市出身。九州地方は特攻隊の遺品などを展示した施設が複数あることで知られる。去年には過去にタイムスリップした主人公が特攻隊の青年と恋をするというベストセラー小説が映画化され、観客動員数350万人を記録した「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が話題に。複数ある特攻隊関連施設のひとつ鹿児島・南九州市「知覧特攻平和会館」。特攻作戦に参加した隊員1036名の遺影や遺書など6000点を展示。さらに一式戦闘機「隼」や四式戦闘機「疾風」も展示されている。かつて特攻隊が出撃した地に建つ資料館には年間約500校の修学旅行生が訪れる。パリ五輪卓球団体の表彰式で対戦した中国選手についていたゴミをそっと取るしぐさや、メダルが用意されない補欠の木原美悠に銀メダルをかけ表彰台の上で記念撮影するなど愛と気遣いあふれる行動がネットなどで称賛されている早田ひな。今後の活躍にも注目。