国連宇宙部は、衛星を活用して防災に役立てたり、宇宙での国際協力を促進したりする役割を担っている。そのトップであるアーティ・ホラマイニ部長は、内閣府の宇宙関連シンポジウムなどに出席のため先月24日から来日していた。いま宇宙開発の問題の1つは、ロケットの残骸などの宇宙ごみが増え続けていることで、人工衛星などに衝突する懸念が持たれている。ホラマイニ部長は、日本の宇宙ベンチャー「アストロスケール」などがその回収に向けて取り組んでいることに期待感を示した。アストロスケールは、JAXAと協力して去年世界で初めて宇宙ごみの周りを観測し、15メートルまで接近して一定時間姿勢を維持することに成功した。ホラマイニ部長は、宇宙ごみに関する国際的なガイドラインの策定が望ましいとの考えを示した。
