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「イキケ(チリ)」 のテレビ露出情報

ファッションと環境汚染。米国人の衣服の購入は90年代は年間40枚。現在は70枚に増え再利用は僅か。米国では、寄付ボックスに入れられた古着の中には再利用されるものもあるが大部分は、再販売や再利用されることはない。チリ北部アタカマ砂漠は多くの廃棄衣料が最後に行き着く場所。チリは、南アメリカで第1位、世界第4位の古着の輸入国。砂丘が不法投棄場に姿を変え宇宙からも確認できるほどの衣料の山。毎年6万トンもの衣料がここに捨てられ頻繁に野焼きされる。積もった灰や、ほこりが舞い上がりここら辺一帯に広がっている。廃棄衣料が世界各国から船で最初に、たどりつくのはイキケという港町。廃棄衣料は主に米国から運ばれてくる。政府高官の管理の甘さと無責任により廃棄衣料の問題は悪化しているという。古着の山をビジネスチャンスに変えたカリア・フェルナンドさん。彼女のブティックにはアップサイクルした作品が並ぶ。大規模な対策を行うには専門家は、まず法の整備が必要だという。米国の連邦議会では3月資源を再利用する企業に奨励金を交付する法案が提出された。ニューヨーク州ではファッション業界により高い透明性を求める法案が提出された。レオナルド・ディカプリオやジェーン・フォンダ、アンジェリーナ・ジョリーなども法案に賛同している。廃棄衣料ゼロを目指す団体・トラッシーでは、消費者からリサイクル目的で繊維製品を回収してポイントと交換している。世界的に見ると衣料など繊維製品のおよそ85%が埋め立てに使われているという。

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