選択的夫婦別姓を巡る議論が活発になる中、制度の導入に賛否両論がある自民党では、きょう午後、氏制度の在り方を検討する作業チームの会合を半年ぶりに開催し、およそ50人の議員が出席した。そして、これまでの議論の経緯を確認したあと、作業チームの幹部から、今後の議論に向けて、戸籍制度の原則を維持することや、旧姓使用の制限による不便をどう解消するか、それに制度を導入した場合の子どもへの影響など5つの論点が示された。出席者からは、子どもの立場に立った議論が必要だという意見などが出された。作業チームでは、週に1度のペースで会合を開き、5つの論点を中心に議論を進めていくことになった。