IEAが12日に公表した石油市場に関する報告書では、貯蔵施設不足などで湾岸諸国では減産や生産停止を余儀なくされ、石油生産量が1日あたり少なくとも1,000万バレル減少したと分析。中東の戦争は世界の石油市場の歴史上最大の供給混乱を引き起こしていると指摘。IEAの報告書には世界需要の約1割分減少と記されている。IMFのゲオルギエワ専務理事は都内で、世界経済の混乱を止めるための積極的な行動に期待するなどとコメント。12日、イギリスのテレビ局のインタビューでアメリカのベッセント財務長官は、米海軍は国際的な連合とともに船舶の護衛を行うと私は考えるなどとコメント。護衛が可能になる時期については、米軍がイランの制空権を完全掌握しイランのミサイル再建能力が完全になくなった時点になるとの見通しを示した。さらにロシア産原油の制裁緩和について、市場の安定を促し価格を低く抑えるための措置だとXに投稿。米財務省はロシア産の原油や石油製品について現在海外輸送中のものに限り、一時的に各国に取り引きを認めると発表。ロシア産の原油は世界30か所にあるとされる。ホルムズ海峡を通る1日あたりの原油の供給量換算で約5日から6日分にあたる見込み。
