案内してくれるのは国土交通省・江戸川河川事務所の影山一樹さん。早速地上の入り口から“地下神殿”へ向かう。地下22m、100段を超える階段を下りた先に見えてきたのは広大な空間に無数にそびえ立つ柱。その見た目から付いた異名は地下神殿。連日、多くの人々がツアーで訪れ、人気観光スポットとしても注目されている。真夏でも気温20℃前後でひんやりスポットとしても人気。今年9月に頻発した台風や豪雨の際にも大きな役割を果たした。首都圏外郭放水路という施設で、地下神殿と呼ばれる場所は調圧水槽と呼ばれるエリア。水害で河川から増えた水を取り込んでためる水槽。この施設の周辺を流れる中小5つの河川は地形や川幅の問題から大雨が降ると氾濫するリスクが特に高く、古くから多くの洪水被害に悩まされてきた。2002年にこの施設ができてからは同程度の雨量に見舞われても大きく被害を軽減している。この施設により、これまでに約1600億円の被害を軽減してきた。池袋のサンシャイン60ビルをいっぱいにできるだけの水をためることができる。今年9月に発生し猛烈な暴風雨で死者17人、1600棟を超える浸水被害をもたらした台風25号の際にも稼働した。実際の映像を紹介。増水した川の水を第2~第5立坑から取り込む。立坑の深さは約70m。立坑に流れ込んだ大量の水は全長6kmに及ぶ地中のトンネルを通って最終的に地下神殿にやって来る仕組み。
施設の周辺の豊富な地下水の浮力で施設が浮き上がってしまうため、柱の重さで施設の重さを増して浮力に耐えて浮き上がらないようになっている。柱の総数は59本、総重量は約3万t。大雨で増水した川から施設へ流れ込んだ水は最終的にどこへ行くのか。地下神殿の一番奥にあったのはインペラと呼ばれる直径3.8mのプロペラ。調圧水槽にためられた水を強力なパワーで吸い上げ、江戸川へと排水している。毎秒200t(25mプール1杯分)排水できるインペラを3~4日連続で稼働させることもあるという。
施設の周辺の豊富な地下水の浮力で施設が浮き上がってしまうため、柱の重さで施設の重さを増して浮力に耐えて浮き上がらないようになっている。柱の総数は59本、総重量は約3万t。大雨で増水した川から施設へ流れ込んだ水は最終的にどこへ行くのか。地下神殿の一番奥にあったのはインペラと呼ばれる直径3.8mのプロペラ。調圧水槽にためられた水を強力なパワーで吸い上げ、江戸川へと排水している。毎秒200t(25mプール1杯分)排水できるインペラを3~4日連続で稼働させることもあるという。
