イスラエルvsイランの戦いは停戦合意で今は落ち着いているように見えるが、イスラエル・イランは何十年も揉めている国同士。さらにイランは核開発を進めている?今回の戦いはイスラエルの攻撃から始まったが、両国はにらみ合いを続けてきたと池上が説明。そもそものきっかけはイスラエルの建国。1947年、国連はパレスチナにユダヤ人たちの国を作ることを認めてあげようと、国連によるパレスチナ分割決議を決議している。翌年にはイスラエルが建国を宣言する。もともとそこにいたアラブ人が猛反発したが、イスラエルを後押ししたのがアメリカ。国内に強い影響力を持つ多くのユダヤ人がいたこともあり、イスラエルの建国を世界で最初に承認した。だからアメリカとイスラエルは仲が良い。そして土地争いによって4回も中東戦争が起きたという。この時イスラエルの周りは敵だらけだが、アメリカから最新兵器などの支援で度々勝利した。一方、イランは親米国家だった、イスラエルと敵対していなかったという。