ロシアによる侵攻が続くウクライナの再建について話し合う「ウクライナ復興会議」が11日、ドイツの首都・ベルリンで始まり、ウクライナ・ゼレンスキー大統領が支援を訴えた。会議には日本を含む約60カ国から政府や企業の関係者など2000人以上が参加し、冒頭・ゼレンスキー大統領が演説した。ゼレンスキー大統領は「今、ウクライナはエネルギーを武器として使うロシアの破壊的なやり方に苦しんでいます」などと述べ、ロシアの攻撃で3月以降、発電能力の約半分を失ったとして、エネルギー分野での支援や防空体制強化の必要性を訴えた。ゼレンスキー大統領はこの後、13日からイタリアで始まるG7、15日からは「平和サミット」と立て続けに出席し、支援の継続を訴えるとみられる。