きのう午後、G7主要7か国の首脳会議に出席するためイタリアに向け出発した岸田総理。岸田総理が外遊前に模索していたのは、麻生太郎副総裁との関係修復だったという。政治資金規正法の改正をめぐり、岸田総理が公明党に譲歩し、パーティー券購入者の公開基準を「5万円超」に引き下げたことなどに麻生副総裁は不満を募らせていて、麻生氏は「若手議員の政治活動が困難になる」などと訴えてきたが、岸田総理は公明党や日本維新の会の主張に譲歩を繰り返してきた。複数の関係者によると、岸田総理は麻生氏との関係を修復しようと外遊前の会食を呼びかけたが、これも実現には至らなかった。