自民党の総裁選挙は告示から一夜明けた今日午後、候補者9人が揃って記者会見に臨む。昨日の初討論ではベテランと若手が政策を巡り緊迫した舌戦を繰り広げる一幕もあった。国民の人気が高い小泉氏の発言には注目が集まっていてある議員は「徹底して短いコメントにしていた」と分析する他、ベテラン候補の1人は「完全に守りに入っていた。失言対策だろう」と話している。これに対し小泉陣営は「もう覚悟を決めている」「何を聞かれても鉄壁だ」と自信をのぞかせている。こうした総裁選の動向について代表選中の立憲民主党の幹部は「候補者の乱立で議論が散漫になっている」と冷ややか。午後1時からは候補者9人の記者会見も開かれ、その受け答えも注目を集めそう。