イランでは物価高騰などに抗議する反政府デモが始まってから28日で1か月となりデモは鎮静化したとみられるが、アメリカのトランプ大統領は中東地域に空母を派遣して圧力を強めている。こうした中イラン大統領府は27日、イランのベゼシュキアン大統領がサウジアラビアのムハンマド皇太子と電話で会談したと発表した。ベゼシュキアン大統領は、最近のイランに対する圧力や敵対行為に言及し、地域の安全保障を乱す心理的・政治的作戦に警告したという。そのうえで平和・緊張緩和・紛争を避けるためのあらゆるプロセスを支持する用意があると強調した。これに対しムハンマド皇太子は、サウジアラビアの領空・領土がイランへの軍事行動に使用されることを認めないと述べたという。トランプ大統領はメディアのインタビューで、イランの近くには我々の大艦隊がいると述べる一方、イランは取り引きをしたがっているとしてイランへの揺さぶりを続けている。
