改正ギャンブル依存症対策基本法がきょうから施行された。これまではオンラインカジノに日本国内から接続し賭博を行う事が違法だったが、改正法では国内向けサイトの解説・運営やオンラインカジノに誘うサイトや投稿も違法になった。警察庁の委託でインターネットオンラインセンターでネット上の違法情報を受け付けられるようになり、情報を基にサイト運営者などに削除依頼を出せるようになった。事業者が自主的にコンテンツを削除すれば違法なサイトがなくなると期待される。先日、オンラインカジノに誘導するサイトの運営者が常習賭博補助の疑いで逮捕・起訴された。運営者はオンラインカジノ事業者から固定・歩合の報酬を受け取る約束をしていた。警察は削除依頼に応じない場合は検挙も辞さないという。ギャンブル依存症治療が専門の医師によると、オンラインカジノは利用のハードルが低く、入院治療中も利用が止まらないケースもあるという。ギャンブル依存症は精神疾患であり、診断などで回復可能なため抱え込まず相談してほしいなどとしている。