ワンプレートのシェアで業界トップ製粉大手のnippn。和食に洋食、中華まで18種類のラインナップを手掛けている。ご飯もおかずも1食分を詰め込んだワンプレートに欠かせないのが、パット見普通の容器ですが、実は苦節2年15回の施策を重ねた苦労の結晶だという。ワンプレートの長年の課題は加熱ムラ。初期型の器では、ご飯とおかずの温まり方にギャップが出てしまっていた。そこで改良したのが、角の凹み部分を斜めの壁に。解凍時に電子レンジが放つマイクロ波を反射させ容器が均等に温まるようにした。斜めの壁を容器の2か所に設けたことで加熱ムラをを克服。利用者の満足度も向上したという。この会社が今向き合っている課題はワンプレートの新規購入者をいかに増やすか。調査によるとワンプレートを食べたことある人の満足度は高い一方、食べたことのない人は美味しくなさそうというイメージを持っていることが分かった。そこで会社はこの秋、主力商品をリブランディング。社内総出で反転攻勢へ打って出る。最も売り出したい商品の1つ。鶏肉と野菜に黒酢あんをかけたワンプレート。副菜の1つを見直すにあたり部署を超えた議論が行われる。かぼちゃで彩りを増すべきか、それともれんこんの食感か。営業チームはリニューアルした商品をスーパーなどにアピール。仕入れ担当者にも全力プッシュ。自社商品の認知度向上に留まらず、ワンプレートというジャンルが普及していくことを目指している。
